角質ケア


皮膚の表皮は、表側から角質層・顆粒層・有棘(ゆうきょく)層・基底層に分かれています。

表皮の新しい細胞は基底層でつくられ、上へと押し上げられていって角質細胞へと変わり、最後に垢となってはがれおちます。

ようするに、皮膚の一番表面にある角質は、死んでいる細胞です。

わかりやすいのが「かかと」の硬くなった皮膚、あれが角質です。

死んでいるといっても角質は肌にとって大切な役割があり、角質が壁となって外からの刺激から肌を保護したり、水分が外にでるのを防いでくれたりします。

角質は毎日の洗顔やクレンジングなどで自然に落ちていくものですが、残ってしまうと毛穴に詰まってしまい、毛穴の開きや黒ずみの原因となってしまいます。

そこで定期的に特別な角質ケアを行うのもいいでしょう。


・ピーリング

ピーリングは「剥がす」とか「皮をむく」という意味で、硬くなってしまった角質を柔らかくして、不要な角質を取り除きターンオーバーを促進させる美容法です。

エステや皮膚科では、フルーツ酸を使ったケミカルピーリングやレーザーピーリングが受けられます。

家庭で出来るものには、ジェルタイプのピーリング剤がよく見られます。

乾いた肌に伸ばし軽くこすると、角質がジェルと一緒に剥げ落ちるというものです。

フルーツ酸配合のピーリング石鹸などもあります。

ただし、ピーリングの多くは、角質を落としすぎて肌がヒリヒリして外部の刺激から守る機能が低下してしまうので、その後のケアも大切です。


・シートパック

シートタイプの毛穴パックは、毛穴の汚れや角栓など詰まっていたものを取り除きます。

しかし、肌にしっかり貼り付けて剥がすことから、1回使っただけでも肌にダメージを与えるので、その後のスキンケアも大切です。

保湿や美白目的のシートパックなどもあり、種類はさまざまです。


・拭き取りパック

クリームやジェルを、15分~30分肌に乗せた後、洗い流したり、拭き取ったりするパックです。

保湿や美白目的のシートパックなどもあり、種類はさまざまです。


・クリームパック

クリームパックでは、水溶性が多いシートパックでは補えない油分も補給できます。

毛穴や角質ケアというよりは、保湿目的のパックです。


・クレイパック

泥の吸着効果で、古い角質や毛穴の奥の汚れなど、クレンジングや洗顔では落としきれない汚れをすっきり取り除いてくれます。

肌にハリを出すのにも効果的で、クレイの乾燥時に持ち上げられるようなリフト感があり、洗い流し後は眉間のしわやほうれい線も薄くなったりします。

ただし、乾燥して乾いてしまうとパキパキになり、肌にも負担をかけてしまうので、水スプレーや入浴の湯気を利用して乾燥しないよう注意しましょう。


・スチームパック

洗面器に温度80~90度の熱めのお湯をはり、洗面器から30cmほど顔を離し、たちのぼる湯気を3分間ほど顔にあてて、毛穴を十分に開かせます。

バスタオルをかぶると湯気が逃げずに効果が高まります。

湯気を顔に当てることにより毛穴が開き、その後の洗顔で、余分な皮脂、毛穴汚れが落ちやすくなります。


・オイルパック

オイルパックは、汚れ落としというより保湿目的のパックです。

スチームパックやお風呂などで温めた肌に、ホホバオイルなどを手に取って優しくマッサージします。

オイルはしばらく顔に乗せたままにしておきます。

その後は通常の洗顔でオイルを洗い流します。