毛穴黒ずみの関節的原因


毛穴の黒ずみの関節的原因を挙げてみます。

関節的原因とは、毛穴をふさぐ原因となる、皮脂の過剰分泌や、ターンオーバーの悪化などのことです。


・ターンオーバー

肌は、表側の表皮と内側の真皮に分かれており、表皮はさらに表側から、角質層・顆粒層・有棘(ゆうきょく)層・基底層に分かれています。

基底層でつくられた新しい細胞は、約28日かけて上へと押し上げられていって角質細胞へと変わり、最後に垢となってはがれおちます。

このサイクルのことを、ターンオーバーといいます。

加齢やホルモンバランスなどの影響でターンオーバーが上手くいかないと、不要な角質が残ってしまうため、毛穴を詰まらせ、黒ずみの原因となってしまいます。

40代にもなると、ターンオーバー周期は40日を超えると言われています。


・乾燥

肌の水分量が減ると乾燥から守ろうとして、肌表面の角質層が硬く厚くなり、毛穴が古い角質などで塞がりやすくなってしまいます。

また、乾燥すると、肌の水分を逃がさないように、過剰に皮脂が分泌され、肌表面に膜を作ろうとします。

これらが角栓(コメド)を作る元になり、黒ずみの原因になります。

また、乾燥によって肌細胞が収縮してしまい、毛穴がひっぱられることによって毛穴の開きが起こってしまいます。

毛穴の開きも角栓ができる原因になります。


・ストレス

ストレスで自律神経が失調気味になると、視床下部を通してホルモンバランスにも影響を与えます。

ホルモンは、皮脂分泌やターンオーバーに大きく関係しているので、バランスが乱れると、皮脂分泌が過剰になったり、ターンオーバーに影響を与えます。


・睡眠不足

睡眠は傷ついた細胞を修復する時間です。

睡眠中に大量の成長ホルモンが分泌され、これが肌細胞を生まれ変わらせ、ターンオーバーを促進します。

当然、睡眠不足や不規則な生活はターンオーバーに影響を与えることになります。


・気温

夏の皮脂量は冬の約2倍です。皮脂は汗の量に比例しますので、気温の上昇に伴って汗が増えると、皮脂の分泌も多くなります。

また、寒暖の差による自律神経の乱れは、ホルモンバランス、そして皮脂の分泌に影響します。


・食生活

脂っこいものや糖分の多いもの、辛いものは皮脂の量を増やすと言われています。

お酒の飲みすぎも顔をむくませるなど、肌の調子を崩し、毛穴を詰まらせやすくします。


・タバコ

タバコ1本で、約25mgビタミンCを破壊するそうです。

ビタミンCは、体内におけるコラーゲンの生成を補助する成分です。

真皮の70%を占めるコラーゲンは、水分を抱え込む保湿成分ですから、肌の保湿にとって重要です。

乾燥は毛穴の黒ずみの原因ですから、タバコもいいことはありません。